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就活における自己分析は『人生の目的論』を読み、実践すれば完璧になる

自己分析は何のためにするのか

自己分析って何のためにする必要があるのでしょうか。この問いは簡単そうで意外に難しい、意見の分かれる結果になるのではないかと個人的に考えています。就職活動をされている学生に向けた本ブログの読者からすると、「どんな仕事がしたいかを見つけるため」と考えている方も多いかと思います。ですが、はたして本当にそうでしょうか。私の考えは少し違います。

これから社会に出て行くということは、これからの人生を考えることに等しいことだと思っています。つまり一度しかない人生を何のために使っていくのかという問いに言い換えることもできます。そうなった時にはたして「仕事をすること」が誰しも人生のメインになりうるのでしょうか。

私が学生時代に出会った社会人の方でこのような方がいらっしゃいました。その方はある日海外を旅行していた時に、たまたま新しい学校が建設中のところを通りすぎました。親切心で作業のお手伝いをしたところ、そこに通う予定の子供達から笑顔で感謝されたようです。その笑顔がずっと忘れられず、現在も学校建設のボランティアを続けられています。仕事は建設をしていない期間にしているらしく、サブ的な感じのようでした。

もちろんこのような働き方をおすすめしているという訳ではなく、仕事という枠組みを一切無視して、自分がやりたいことは何であるのか、私の人生の目的は何であるかを探すのが自己分析であると私は考えています。最終的には99%の人がまず一般的な職業につくということは理解していますが、本当に全ての可能性を検証した上で出た結論というのが、すごく大事であると私は考えます。そこまでして出した結論が、目的にあると働く上でのモチベーションにもなりますし、その目的に適した素晴らしい企業と出会うことができると確信しています。

『人生の目的論』とは何か

私が学生時代から、就職活動は自分の人生の目的にどういう道筋を作っていくかの取り組みと考えていましたが、まさに同じようなことを述べているのが宇都宮隆二さん(Utsuさん)の『人生の目的論』です。私は今まで頭の中でふわっと考えていたことを、より詳細により丁寧に理論ややり方を体系化されています。これを一読すれば就職活動で間違えることはないと思いますので、ぜひ一人でも多くの就活生に読んでもらいたい内容です。

まさに私が思っている内容をそのまま書いていただいているので、ここでは本の内容は省きますが、自己分析でやることは大きく分けて2つしかありません。

①自分の過去の経験や感じたことなど、記憶の中にあるものを全てA4白紙ページに書き込む(目安は50枚くらい)

②それらの出来事をグループ化して、それらが自分の人生の目的に値するかどうかの検証をする

すごく単純そうにみえますが、これがすごく難しい。間違いなく100人中99人は途中で断念すると思います。ですがこれをやりきった人のESは内容の濃さが全然違いますし、面接でどれだけ突っ込まれても対応できるので、ゲームでいうところの「チート状態」になれます。

そもそも50枚に書き込むだけでも大変です。私は自己分析がどちらかと言えば好きな方だったので、100枚くらいノートに書き込んでいた記憶があります。見直すだけでも大変でしたが、そのおかげで自分ってこういう人間だなという言語化はすぐにできましたね。あとは人生の目的にどう繋げて行くかですが、それは『人生の目的論』に書かれている方法でやるのが近道かと思います。

自己分析を進める上でのポイントやコツを解説

正直なところ自己分析にコツらしいコツはないと個人的に思っているのですが、よく学生から「自己分析はどうしたらいいのでしょうか」という質問をよくいただくので、ポイントとコツを簡単に書きたいと思います。

  • 必ず白紙のページを使用して自己分析を行う

よく自己分析をやるために書き込めるスペースがあるような書籍が売られているかと思います。もちろんそれが全くの無意味だとは思いませんが、効果は薄いと考えています。例えばよく見るのは人生のモチベーショングラフを書いて見ましょう!というやつですね。私もやったことがあるのでわかりますが、あれは結論を自分で想像しながらグラフを書かざるを得ないので、自己分析の意味がほとんどありません。ある出来事だけを恣意的に抽出しないとグラフはかけないので、他の大切な感情やエピソードが埋もれてしまいます。それらを全て洗い出すためにも白紙のページを使いましょう。

  • 自己分析の期間は2〜3週間程度で決めて集中してやる

これは時間をかけ過ぎてもあまり意味がないのと、やりすぎると堂々巡りになったりして気が病んでしまうことを避けるためです。あくまで学生時代に見つけた人生の目的は「仮決め」程度のものでしかありません。社会に出るとさらに多くの経験が積めるので、人生の目的も多少なり変化します。ただその大枠が外れていなければいいので、真剣に考え過ぎず、でも集中してやることをおすすめします。

まとめ

正直なところ、自己分析をそこまでやっていなくても就職活動自体はなんとかなるのが実情です。ですが、社会に出た時に「こんなはずじゃなかった」となるかならないかの違いです。

一度大きく道を外れてしまうと、それを社会に出てから修正するのはものすごく大変です。現実は残酷です。私もまだ若いですが悲惨な状況をいくつも見てきました。

新入社員の頃、高学歴で優秀な若手の先輩が「やりたいことが違った」という理由で辞めていきました。ただ一度社会に出ると大きく方向性を変えるにはある程度ステップを踏まないといけません。その最初のステップで躓いてしまい、今は音信不通です。

やりたいことがないから何となくコンサル会社に入った、少し年齢が上の知人がいます。入社した会社や転職先も立派な会社ばかりですが、やりたいことを真剣に考えてこなかったのか、飽きたら理由をつけて転職を繰り返す。現在は40代ですが、今も外資系コンサル会社で若手と一緒の下っ端仕事を続けるしか道はないようです。

私もそうはならないよう気をつけながら自分のキャリアについて考えています。少なくとも私がサポートした学生にはそうはなって欲しくないので、自己分析の大切さは必ず伝えるようにしています。